刺激的ゴリラブログ

情報過多のインターネット時代に価値のある情報を選ぶ手助けをしたいです ⬇︎Twitter⬇︎ https://twitter.com/Exagorilla

MENU

【感想】2019年だし今更だけどブレードランナーを見たので感想を書きます

f:id:USG:20190213234957j:plain
毎度どうもゴリラです
ついに2019年、AKIRAと同じ世界だ!と個人的に盛り上がっていたのですが、往年の映画ファンの間では同時に「ブレードランナー」と同じ年だ!と盛り上がりを見せているようです


割と映画見ている方を自称している僕ですが、「ブレードランナー」は見たことがなかったのです


見なかった理由としては

  • SFの科学技術スゲーアピール
  • 80年代の実写SFって古臭そう

などと勝手に偏見を抱いてました

しかし、見終わってみると面白すぎてワロタ!状態

 
SF関係なしに美しいシーンの連続!特にラストは最高でした

 

<ブレードランナーをはじめ月額325円で名作見放題!>

ざっくり内容の説明

2019年、惑星移住が可能になった未来。レプリカントと呼ばれる人造人間が謀反を起こし、地球に侵入。レプリカント専門の捜査官“ブレードランナー”のデッカードは追跡を開始する。一方、彼は製造元のタイレル社でレイチェルというレプリカントに会い、心を通わせていくが……。

ブレードランナー : 作品情報 - 映画.com

 

となかなかリアルな2019年を生きている我々には感情を移入できないような設定にはなってますが、スマートフォンをはじめ、情報系のテクノロジーは作品の想像を超えているのが面白い点ですね

 

世界観

この作品を語る上で欠かせないのが、その世界観だと思います

サイバーパンク

後の攻殻機動隊やマトリックスなどに影響を与え、サイバーパンクというジャンルを確立した点で当時革新的だったのは間違いないと思います

核戦争後のカオス、多様な人種や文化が混在しており、古臭い部分を残しながらも未来という雰囲気は今でこそ見慣れているが、当時の人間には理解が及ばなかったようにも思えますね

僕ら日本人には感じる違和感

ブレードランナーの特徴として日本語が入り混じった独特の世界観だと思うのですが、日本語を聞き取れてしまう僕らからするとどこか違和感の残る演出のようにも感じるんじゃないでしょうか?

三味線をはじめ、伝統的な音楽は神秘的な音に外国人は感じるかもしれませんが、僕らにとっては懐かしいというか、古いくさいなぁ〜とも感じ取れるかもしれませんね


とは言いつつも現実を捉えているのがすごい!

このどこかおかしな世界観の現実は実現していないにしろ、近頃のネット文化をみるとブーレードランナーそのままで面白いと感じます

例えば、海外での日本のシティーポップの流行や80年代の日本の映像と音楽を融合させたVaperwaveなどは、ブレードランナーの世界そのままだと思います


違和感を残しつつも、近年ネット文化にみる違和感ある日本はブレードランナーそのままだと感じました

タバコと水蒸気の魅惑の世界観

ブレードランナーでの登場人物は100%喫煙者と言っても過言ではないぐらいタバコの煙を吐いてます

これは現実世界とは別物ですよね笑


また街には生活や工場などからでる煙で渦巻いたます

泥臭く、陰鬱な映像なのに、どこか夢の中にいるような幻想的な感覚がします


これは記憶の曖昧さとリンクさせているようにも感じました

 

ハリソンフォードかっこいいね!

途中まで機械かと思ってましたがレプリカントは人造人間であって、ターミネーターのようなロボットではないのですね

そんな、人間とほとんど変わらない人造人間を仕事とはいえ殺さなければならない、孤独と苦悩を抱えた主人公

精神的にも不安定で酒浸りで無愛想な役柄にすごくはまっているように感じました

しかし、本人はこの役をあまりよく思っていなかったようです


本当の主人公レプリカント

レプリカントは過酷な宇宙のフロンティアで重労働をするために作られた奴隷なので、頭も良く、肉体的にも優れています。

製造者によって4年という寿命が定められており、とてもはかない存在です


短い人生で必死に生きる人造人間と、仕事と割り切って淡々と殺していく主人公

もうレプリカントが主人公でしょ!

 

ラスト、ロイの死が美しすぎる

f:id:USG:20190213235309j:plain

戦闘用レプリカントのロイはリーダーにして、見た目もマッチョで粗暴な雰囲気

実際に発言や言動に品性など全くないのです

しかし、最後に主人公を追い詰め、あと一歩で殺せるところで、自身の寿命が近いことを悟り、雨の中で語りはじまます

俺は、お前たちが想像もできないものを見てきた。オリオン座の近くで燃える宇宙船、タンホイザー・ゲートの闇に輝くオーロラ。だが、そんな思い出も消えていく。雨の中の涙のように…

粗暴でマッチョな男が雨に打たれながら、叙情的詩を口にしながら、雨の中死んで行きます。

同時に白い自由の象徴であるハトが死んだロイの手の中から飛び立ってい行きます


死ぬことでしか自由になれなかったロイ、最後に主人公を殺さなかったのは、孤独に死ぬのが嫌だったのだと思うと泣けてきますね

このシーンは今まで見てきた映画の中でもトップクラスに美しいと思います

 

最後に ...

ターミネーターのような勧善懲悪ものではなく

この作品には、人間性とは、生と死、奴隷と階級社会などの重いテーマが複数内包されていると思います

レプリカントという、人造人間を中心に美しい映像とともに話を展開していくことによってバランスよく見せていると思いました

 

ちなみに今作の続編「ブレードランナー 2049」との中間に当たる話をカウボーイビバップでお馴染みの渡辺信一郎監督によって映像化されているので必見です⬇︎

www.youtube.com

<ブレードランナー2049>